鹿肉ジャーキーの作り方|安全で美味しいプロのレシピを徹底解説

お肉料理

こんにちは、お肉博士のよしにくっくです!

貴重な鹿肉を前にして、

「どう処理すれば安全に食べられるんだろう…」

「せっかくなら最高に美味しく作りたい!」

「うちの子(犬)にも安全なものを食べさせたいな」

こんな風に、期待と不安で胸がいっぱいかもしれませんね。

鹿肉ジャーキー作りのポイントは「①徹底した下処理」と「②確実な加熱処理」の2つだけなんです。

この2つの鉄則さえ守れば、鹿肉特有の臭みは消え、旨味だけが凝縮された絶品ジャーキーがご家庭でも作れますよ。

この記事では、初めて鹿肉ジャーキー作りに挑戦する方に向けて、

  •  絶対に守るべき安全の鉄則(寄生虫対策)
  •  臭みを消し旨味を引き出すプロの下処理術
  •  基本から応用まで万能な味付け(ソミュール液)レシピ
  •  自宅の機材でできる3つの乾燥方法の比較
  •  手作りジャーキーの正しい保存法と犬用アレンジのコツ

上記について、お肉博士と調理師の経験を交えながら、余すところなく解説しています。

鹿肉ジャーキー作りは、手間をかけた分だけ最高の美味しさで応えてくれる、本当に楽しい肉料理なのです。

さあ、あなたもこの記事を参考に、自分だけの絶品ジャーキー作りに挑戦してみませんか?

よしにくっく
よしにくっく

ビーフジャーキーとはまた違った旨さが味わえますよ

  1. 【最重要】鹿肉ジャーキー作りで絶対に守るべき安全の鉄則
    1. 75℃1分以上の加熱処理!寄生虫リスクをゼロにするプロの常識
    2. 生のまま干すのはNG!お肉博士が語るその危険性とは
  2. 鹿肉の旨味を120%引き出す!プロ直伝の絶品下処理レシピ
    1. ①ジャーキーに最適な鹿肉の部位は?モモなどの赤身肉がオススメ
    2. ②臭みの原因を断つ!丁寧な血抜きと余分な筋・脂の除去方法
    3. ③肉を柔らかくジューシーに!香味野菜やハーブを使った漬け込み術
  3. 味の決め手はコレ!基本から応用まで万能ソミュール液の作り方
    1. まずはコレ!醤油ベースで失敗しない基本のソミュール液レシピ
    2. キャンプで人気爆発!ビールが進むスパイシー風味アレンジ
    3. ワインと相性抜群!ハーブが香る本格的な洋風アレンジ
  4. 自宅の機材でOK!3つの乾燥方法と仕上がりの違いを徹底解説
    1. ①オーブン:最も手軽で確実!温度と時間設定のコツ
    2. ②フードドライヤー:本格的な仕上がりを目指すならコレ!
    3. ③天日干し:伝統的だが注意が必要!安全に行うためのポイント
  5. 手作りジャーキーを長く楽しむ保存方法と犬用アレンジ
    1. 完成したジャーキーの正しい保存法と賞味期限の目安
    2. 【愛犬家必見】ペット用に作る際の塩分・香辛料の注意点
  6. 【FAQ】よしにくっくが答える!鹿肉ジャーキー作りのよくある質問
    1. Q. 肉が硬くなりすぎるのはなぜ?
    2. Q. 味付けがしょっぱくなってしまったら?
    3.  Q. 完成後にカビが生えるのを防ぐには?
  7. まとめ:鹿肉ジャーキーは2つの鉄則で驚くほど美味しくなる!

【最重要】鹿肉ジャーキー作りで絶対に守るべき安全の鉄則

鹿肉ジャーキーを作る前に一つだけ、これだけは絶対に守ってほしいルールがあります。

それは「安全性」の確保です。

特に、ご家族やお子さんに食べさせることを考えている方は、ここは絶対に読み飛ばさないでくださいね。

貴重な自然の恵みを、最高の感謝と敬意をもって、そして何より安全にいただく。

これが、僕たち料理をする人間の最も大切な務めなのですから。

75℃1分以上の加熱処理!寄生虫リスクをゼロにするプロの常識

結論から言いますね。

鹿肉ジャーキー作りで最も重要なのは、「中心部の温度が75℃の状態で1分以上」加熱することです。

これは、僕たちプロの料理人が必ず守る鉄則中の鉄則なんですよ。

なぜなら、野生の鹿肉にはE型肝炎ウイルスや、その他の寄生虫が存在する可能性があるからです。

「ちょっとくらい大丈夫だろう」という油断が、食中毒につながることもあり得ます。

でも、安心してください。

これらのウイルスや寄生虫は熱に弱いという特徴があります。

だからこそ、この「75℃で1分以上」という加熱基準をしっかり守れば、リスクは限りなくゼロに近づけることができるのです。


生のまま干すのはNG!お肉博士が語るその危険性とは

「昔ながらの作り方で、塩漬けにして干すだけでいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

実際に、そういったレシピを見かけることもありますよね。

ですが、お肉博士の視点から言わせてもらうと、それは非常に危険な行為なので、絶対にやめてください。

塩漬けや乾燥だけでは、E型肝炎ウイルスなどを完全に死滅させることはできないのです。

特に、気温や湿度が管理されていない家庭での天日干しは、雑菌が繁殖する温床にもなりかねません。

貴重な鹿肉をいただいたからこそ、その命に敬意を払い、正しい知識で安全に調理する。

この一手間を惜しまないことが、最高の美味しさへの一番の近道なんですよ。

鹿肉の旨味を120%引き出す!プロ直伝の絶品下処理レシピ

さて、安全の鉄則を頭に入れたら、次はいよいよ「美味しさ」の追求です!

鹿肉ジャーキーの味が決まるのは、実はこの下処理で9割方決まると言っても過言ではありません。

「ジビエって、ちょっと臭みがあるんじゃ…」なんて心配はご無用。

これからお伝えするプロの技を使えば、鹿肉が本来持っている豊かな風味と旨味を120%引き出すことができますよ。

さあ、一緒に最高の肉料理体験の準備を始めましょう!

①ジャーキーに最適な鹿肉の部位は?モモなどの赤身肉がオススメ

まず、どの部位を使うか。

これが仕上がりを大きく左右する最初のポイントです。

僕のオススメは、ズバリ「モモ肉」などの脂肪が少ない赤身肉です。

なぜなら、ジャーキーは水分を抜いて作る保存食なので、脂身が多いと酸化しやすく、風味が落ちる原因になってしまうから。

その点、繊維質で締まった赤身肉は、噛めば噛むほど旨味がじわっと溢れ出す、ジャーキーに最適な部位なのです。

もし部位を選べる状況なら、ぜひモモ肉を探してみてください。

もちろん、他の赤身部位でも美味しく作れますよ。


②臭みの原因を断つ!丁寧な血抜きと余分な筋・脂の除去方法

ここが一番の頑張りどころであり、美味しさの心臓部です!

鹿肉特有の獣臭さの原因は、主に肉に残った「血」にあります。

だからこそ、この血をいかに丁寧に取り除くかが勝負の分かれ目なんですよ。

ステップ1:薄切りにする

  まずは肉を5mm〜7mm程度の厚さにスライスします。

  繊維の方向を断ち切るように切ると、食べた時に柔らかく感じられます。

ステップ2:血抜きをする

  ボウルにスライスした肉を入れ、たっぷりの水を注ぎます。

  時々水を替えながら、1〜2時間ほど流水にさらすか、塩を少し加えた水に漬けておきましょう。

  水がだんだん澄んでくれば、血が抜けてきたサインです。

ステップ3:筋や脂を取り除く

  血抜きが終わったら、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。

  この時に、硬い筋や余分な脂身があれば、包丁で丁寧に取り除いてください。

  このひと手間が、口当たりを格段に良くするんですよ。

③肉を柔らかくジューシーに!香味野菜やハーブを使った漬け込み術

血抜きと掃除が終わったお肉は、いよいよ味付けのステップに進みます。

この漬け込み(ソミュール液に漬けること)には、味を付けるだけでなく、肉を柔らかくし、残ったわずかな臭みも消してくれる素晴らしい効果があるのです。

例えば、すりおろした玉ねぎやニンニク、生姜には、肉のタンパク質を分解して柔らかくする酵素が含まれています。

また、ローズマリーやタイムといったハーブ類は、その爽やかな香りで鹿肉の風味をより一層高めてくれる最高のパートナー。

これらの香味野菜やハーブを、後ほど紹介するソミュール液に加えるだけで、仕上がりがプロの味にグッと近づきます。

この漬け込みこそ、肉への愛情表現そのものなのです。

よしにくっく
よしにくっく

ハムを作るときもソミュールに漬け込みます。味の決め手になるため、こだわりたいところです

味の決め手はコレ!基本から応用まで万能ソミュール液の作り方

下処理という名の土台作りが終われば、いよいよジャーキーに命を吹き込む「味付け」の工程です!

ここが料理の一番楽しいところですよね。

ソミュール液とは、簡単に言うと「味付け用の漬け込み液」のこと。

今回は、誰でも失敗しない基本のレシピから、キャンプ仲間を驚かせるような応用編まで、僕のとっておきのレシピを大公開しちゃいます!

さあ、あなたはどの味で、最高のジャーキーを作りますか?

まずはコレ!醤油ベースで失敗しない基本のソミュール液レシピ

初めて作る方や、どんな味にしようか迷っている方は、まずこのレシピから試してみてください。

日本人の誰もがホッとする醤油ベースの味付けは、鹿肉の旨味とも相性抜群で、絶対に失敗しません。

【材料】(鹿肉500g分)

  •  醤油:100ml
  •  酒:50ml
  •  みりん:50ml
  •  砂糖:大さじ1
  •  おろしニンニク:1かけ分
  •  おろし生姜:1かけ分
  •  黒コショウ:たっぷり

これらの材料をすべて混ぜ合わせ、下処理した鹿肉を最低でも一晩、できれば24時間ほど漬け込みます。

時々、袋の上から優しく揉み込むと、味が均一に染み渡りますよ。

これぞ、黄金比率の万能レシピです。

キャンプで人気爆発!ビールが進むスパイシー風味アレンジ

キャンプで仲間と焚き火を囲みながら、キンキンに冷えたビールと自家製ジャーキー…想像しただけで最高じゃないですか?

そんなシーンにピッタリなのが、このスパイシーアレンジです。

基本のソミュール液に、以下のスパイスを加えるだけ。

  •  チリパウダー:大さじ1
  •  クミンパウダー:小さじ1
  •  パプリカパウダー:小さじ1
  •  カイエンペッパー:お好みで少々

ピリッとした辛さとエキゾチックな香りが食欲をそそり、ビールが止まらなくなること間違いなし。

「これ、お前が作ったの!?」と驚かれる顔が目に浮かびますね!

よしにくっく
よしにくっく

これは評判良かったですよ

ワインと相性抜群!ハーブが香る本格的な洋風アレンジ

もう少し大人な雰囲気で、ワインと一緒に楽しみたい。

そんなあなたには、ハーブの香りが豊かな洋風アレンジがオススメです。

基本のソミュール液の醤油を赤ワインに変え、以下の材料を加えてみましょう。

  •  赤ワイン:100ml
  •  醤油:大さじ2
  •  バルサミコ酢:大さじ1
  •  ローズマリー(生):2枝
  •  タイム(生):2枝
  •  ローリエ:1枚
  •  粒黒コショウ:小さじ1

まるで高級レストランの一皿のような、深みとコクのある味わいに仕上がります。

特別な日の食卓を彩る、自慢の逸品になるはずです。

自宅の機材でOK!3つの乾燥方法と仕上がりの違いを徹底解説

味付けまで終わったら、いよいよ最終工程の「乾燥」です。

「ジャーキー作りって、燻製器とか特別な機械がないとダメなんでしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

実は、ご家庭にあるオーブンでも十分に美味しいジャーキーが作れるんですよ。

ここでは、代表的な3つの乾燥方法それぞれの特徴と、仕上がりの違いを徹底的に解説します。

あなたの家のキッチン環境に合った、ベストな方法を見つけてくださいね。

①オーブン:最も手軽で確実!温度と時間設定のコツ

家庭でジャーキーを作るなら、オーブンを使うのが最も手軽で確実な方法でしょう。

天候に左右されず、温度管理がしやすいのが最大のメリットです。

ポイントは、安全のための「高温加熱」と、乾燥のための「低温加熱」の2段階で行うこと。

1.  まずオーブンを100℃に予熱し、網に並べた肉を入れ10分間加熱します。

    これで、例の「75℃1分以上」の安全基準をクリアします。

2.  その後、オーブンの温度を70℃に下げ、ドアを少しだけ開けて隙間を作り、湿気を逃がしながら3〜4時間ほどじっくり乾燥させます。

この方法なら、初心者の方でも失敗なく、安全で美味しいジャーキーが完成しますよ。

②フードドライヤー:本格的な仕上がりを目指すならコレ!

もしあなたがフードドライヤー(食品乾燥機)をお持ちなら、ぜひ活用してください。

低温の温風でじっくり水分を飛ばしていくので、肉の旨味が凝縮され、より本格的なジャーキーに仕上がります。

オーブンと違い、低温で長時間乾燥させるのが特徴です。

ただし、フードドライヤーだけでは安全基準の「75℃1分以上」をクリアできない場合が多いので注意が必要。

乾燥させる前に、オーブンで100℃10分加熱するか、沸騰したお湯で1分ほど茹でるなど、必ず一度加熱処理を行ってくださいね。

安全を確保した上で使えば、これ以上ない最高のパートナーになります。


③天日干し:伝統的だが注意が必要!安全に行うためのポイント

昔ながらの天日干しは、太陽の力で乾燥させる、なんともロマンのある方法ですよね。

しかし、この方法は最も管理が難しく、注意が必要な上級者向けの方法だと僕は考えています。

もし挑戦する場合は、以下のポイントを必ず守ってください。

事前の加熱処理は必須

  オーブンや茹でるなどして、必ず「75℃1分以上」の加熱を事前に行ってください。

天候を選ぶ

  空気が乾燥していて、風通しの良い晴れた日を選びましょう。

衛生管理を徹底する

  虫やホコリがつかないよう、必ず干し網などに入れて干してください。

夜は室内に取り込む

  夜露に当たるとカビの原因になるため、夜は必ず室内に取り込みましょう。

手間はかかりますが、太陽の恵みをいっぱいに受けたジャーキーの味は、また格別かもしれませんね。

手作りジャーキーを長く楽しむ保存方法と犬用アレンジ

ついに、あなただけのオリジナル鹿肉ジャーキーが完成しました!

この達成感、たまらないですよね。

でも、ここで終わりではありません。

せっかく手間ひまかけて作ったのですから、できるだけ長く、美味しく楽しみたいもの。

ここでは、完成したジャーキーの正しい保存方法と、愛するペットと一緒に楽しむための特別なアレンジについてお話しします。

完成したジャーキーの正しい保存法と賞味期限の目安

手作りジャーキーは、市販品と違って保存料や添加物を一切使っていません。

だからこそ、カビが生えやすく、実はそれほど日持ちしないということを覚えておいてください。

冷蔵保存

  粗熱が取れたジャーキーをキッチンペーパーで包み、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存します。

  1週間程度を目安に食べきるのがオススメです。

冷凍保存

  さらに長持ちさせたい場合は、1回分ずつラップに包んでからジップロックに入れ、冷凍庫へ。

  この方法なら1ヶ月ほどは美味しくいただけます。

脱酸素剤や真空パック機があると、さらに保存性が高まりますよ。

【愛犬家必見】ペット用に作る際の塩分・香辛料の注意点

「この美味しいジャーキー、うちのワンちゃんにもおすそ分けしたいな」と思う愛犬家のあなた。

その優しい気持ち、すごくよく分かります。

しかし、人間用のレシピをそのまま与えるのは絶対にNGです!

犬にとっては、以下の食材は健康を害する可能性があるため、絶対に使用しないでください。

塩分・砂糖

  犬には不要です。味付けは一切せず、肉本来の味だけで作りましょう。

玉ねぎ・ニンニク

  犬にとって有毒な成分が含まれています。絶対にダメです。

香辛料(コショウなど)

  胃腸を刺激し、負担をかけてしまいます。

愛犬用に作る際は、下処理で血抜きをした鹿肉を、何も加えずに加熱・乾燥させるだけで十分です。

完全無添加で安全な手作りおやつは、あなたの愛犬にとって最高のプレゼントになりますよ。

【FAQ】よしにくっくが答える!鹿肉ジャーキー作りのよくある質問

さて、ここまで読んでくれてありがとうございます!

最後に、僕のところに寄せられる鹿肉ジャーキー作りの「よくある質問」に、ズバッとお答えしていこうと思います。

皆さんがつまずきやすいポイントは、大体同じだったりするんですよ。

これを読めば、あなたの最後の不安も解消されるはずです!

Q. 肉が硬くなりすぎるのはなぜ?

これは非常によくある失敗例ですね。

原因は主に2つ考えられます。

一つは「乾燥のしすぎ」。

オーブンやドライヤーの時間が長すぎると、水分が抜けすぎてカチカチになってしまいます。

時々、肉を曲げてみて、ポキッと折れずにグニャリと曲がるくらいがベストな乾燥具合のサインです。

もう一つは「肉の厚さ」。

あまりに薄くスライスしすぎると、すぐに水分が抜けて硬くなってしまいます。

5mm〜7mm程度の厚さを意識してみてくださいね。

Q. 味付けがしょっぱくなってしまったら?

「ちょっと味見したら、しょっぱすぎた…!」なんてこと、ありますよね。

もし乾燥させる前に気づいたのであれば、まだリカバリー可能です。

ボウルに肉とたっぷりの水を入れて、30分ほど塩抜きをしてみてください。

その後、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってから乾燥させましょう。

もし完成後にしょっぱいと感じたら、細かく刻んでサラダのトッピングにしたり、チャーハンの具材にしたりするのもオススメですよ。

 Q. 完成後にカビが生えるのを防ぐには?

せっかく作ったジャーキーにカビが生えてしまったら、本当にショックですよね。

カビの最大の原因は「水分」です。

つまり、乾燥が不十分だったか、保存中に湿気を吸ってしまったかのどちらかが考えられます。

これを防ぐには、まず乾燥をしっかり行うこと。

表面が乾いていても、中に水分が残っていることがあります。

そして、保存する際は粗熱を完全に取り、キッチンペーパーで包んで余分な湿気を吸わせることが重要です。

心配な方は、脱酸素剤を一緒に入れておくと、カビの発生をかなり抑えることができますよ。

まとめ:鹿肉ジャーキーは2つの鉄則で驚くほど美味しくなる!

今回は、家庭で美味しい鹿肉ジャーキー作りに挑戦したいと考えている方に向けて、

  •  絶対に守るべき安全の鉄則(寄生虫対策)
  •  臭みを取り旨味を引き出すプロの下処理
  •  基本から応用まで楽しめる味付けのコツ
  •  自宅の機材でできる乾燥方法と保存のポイント

上記について、お肉博士であり調理師の僕の経験を交えながらお話してきました。

鹿肉ジャーキー作りの成功の鍵は、ズバリ2つです。

それは「徹底した下処理」と「確実な加熱処理」なんですよ。

この鉄則さえ守れば、鹿肉特有の臭みやリスクの不安は消え、肉本来の豊かな旨味だけが凝縮された最高の逸品が完成します。

手間をかけた分だけ、市販品とは比べ物にならない感動が待っています。

さあ、あなたもこの記事を相棒に、自分だけの絶品ジャーキー作りに挑戦してみませんか?

この記事を書いた人
よしにくっく

お肉への情熱が冷めない肉食男子(?)、よしにくっくです。
お肉博士1級と調理師免許を保持し、日々お肉と料理の世界を深く探求しています。

普段は食品会社の営業担当です。顧客にはミシュラン星付きレストランのシェフもいらっしゃるため、貴重なお話をうかがう機会も多いです。

このブログでは、そんな情報も交えながら、お肉のことや料理のことを発信していきます!

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