鹿肉のタンパク質は最強!筋トレ効果を牛肉と比較|お肉博士が解説

ジビエ

こんにちは、お肉博士のよしにくっくです!

「筋トレの効果を最大にしたいけど、鶏むね肉ばかりで飽きてきた…」

「美容や健康のために、もっと質の良いタンパク質はないかな?」

「脂質を気にせず、心から安心して食べられる美味しいお肉が知りたい!」

理想の身体を目指すあなたなら、こんな風に思ったことがあるかもしれませんね。

結論から言いましょう!鹿肉のタンパク質は、そんなあなたの最強の味方になってくれる存在なんですよ!

牛肉や鶏肉をしのぐ豊富な量と、体内で作れない必須アミノ酸を完璧なバランスで含む「質」の高さが、その理由なのです。

この記事では、理想の身体づくりや健康維持を目指すあなたに向けて、

  •  牛肉や鶏肉をしのぐ!鹿肉のタンパク質がすごい3つの理由
  •  【一覧表で一目瞭然】主要な食肉との栄養成分の徹底比較
  •  筋トレ・美容・健康管理に!鹿肉がもたらす嬉しい効果

上記について、僕がお肉博士として培った知識と調理師としての経験を交えながら、余すところなく解説していきますね!

鹿肉は、あなたの身体を内側から変える力を持つ、まさに自然からの贈り物です。

ぜひこの記事を参考にして、お肉の新たな扉を開いてみてください!

よしにくっく
よしにくっく

鹿肉はダイエットやボディメイクにもおすすめですよ

鹿肉のタンパク質がすごい3つの理由!お肉博士が徹底解説

鹿ヒレ肉

皆さん、理想の身体づくりのために、日々どんなお肉を選んでいますか?

鶏むね肉や牛赤身肉も素晴らしい食材ですが、実はその上をいくポテンシャルを秘めたお肉があるんですよ。

それが、何を隠そう「鹿肉」なのです

「ジビエって、なんだかハードルが高そう…」と感じるかもしれませんが、その栄養価、特にタンパク質の量と質を知れば、きっとあなたの食生活に加えたくなるはず。

僕が鹿肉を「最強の味方」と断言する3つの理由を、これから解説していきますね!

理由1:牛肉・鶏肉以上?圧倒的なタンパク質含有量

まず驚くべきは、その圧倒的なタンパク質の含有量です。

実は鹿肉は、私たちが普段よく口にする主要な食肉の中でも、トップクラスのタンパク質量を誇るんですよ。

例えば、ボディメイクの定番である鶏むね肉(皮なし)のタンパク質が100gあたり約23gなのに対し、鹿肉(もも)は約22gと、ほぼ同等かそれ以上のレベルにあります。

牛肉(もも)の約21gと比べても、その豊富さは明らかでしょう。

トレーニングで筋肉をつけたい方や、効率的にタンパク質を摂取したい方にとって、この数値は非常に魅力的ですよね。

まさに、身体づくりの強力なパートナーと言える存在なのです。

理由2:アミノ酸スコア100!無駄なく吸収される理想の栄養バランス

タンパク質は、ただ量が多ければ良いというわけではありません。

本当に大切なのは、その「質」なんです。

その点、鹿肉はまさに完璧。

タンパク質の品質を示す「アミノ酸スコア」という指標があるのですが、鹿肉はこのスコアが満点の「100」を記録しています

これは、私たちの体内で作ることができない9種類の必須アミノ酸が、すべて理想的なバランスで含まれている証拠。

つまり、摂取したタンパク質が無駄なく効率的に体内で利用され、筋肉や皮膚、髪の毛などの材料になってくれるということなのです。

せっかく食べるなら、質の高いタンパク質を摂りたいですよね。

鹿肉は、その願いを叶えてくれる理想的な食材と言えるでしょう。

理由3:低脂質・高鉄分!まさに究極のヘルシーミート

鹿肉のすごさは、タンパク質だけにとどまりません。

特筆すべきは、その驚くほどの低脂質ぶりです。

牛肉や豚肉と比べると脂質の量は圧倒的に少なく、ヘルシーなイメージの鶏むね肉よりもさらに低い数値を誇ります。

これは、ダイエット中の方や、健康上の理由で脂質を控えたいと考えている方には、本当に嬉しいポイントではないでしょうか。

さらに、女性やランナーに不足しがちな「鉄分」が非常に豊富なのも大きな魅力

しかも、体への吸収率が高い「ヘム鉄」なので、貧血予防や疲労回復の強力なサポートが期待できます。

高タンパクでありながら、余分な脂質はカットし、さらに嬉しい栄養素までついてくる。

まさに究極のヘルシーミート、それが鹿肉なんですよ!

【一覧表】牛肉・豚肉・鶏肉と鹿肉の栄養成分を徹底比較

「鹿肉がすごいのはわかったけど、他のお肉と比べて具体的にどうなの?」

そんな声が聞こえてきそうですね。

わかります、やっぱり数字でしっかり比較したいですよね!

そこで、皆さんが普段よく食べるお肉と鹿肉の栄養成分を比較する一覧表を作ってみました。

この表を見れば、鹿肉のポテンシャルが一目瞭然ですよ!

食肉の種類(100gあたり)タンパク質脂質カロリー鉄分
鹿肉(もも)22.3g1.5g110kcal2.9mg
牛肉(もも・赤身)21.2g5.6g148kcal2.5mg
豚肉(もも・赤身)22.1g3.6g128kcal0.9mg
鶏肉(むね・皮なし)23.3g1.9g108kcal0.2mg

※数値は日本食品標準成分表2024年版(八訂)を参考にしています。

高タンパク・低脂質のバランスは主要食肉でNo.1

この表を見て、いかがでしょうか。

鹿肉の「高タンパク・低脂質」という特徴が、際立っているのがお分かりいただけると思います。

タンパク質は鶏むね肉に匹敵する豊富さでありながら、脂質は牛もも肉の3分の1以下という驚異的なバランス

「筋肉はつけたい、でも余計な脂肪はつけたくない」という、トレーニーの切実な願いに見事に応えてくれる食材です。

この優れたバランスこそ、僕が鹿肉を「究極のヘルシーミート」と呼ぶ最大の理由なのです。

ダイエット中でも安心!驚きの低カロリー

ダイエット中に気になるのが、やっぱりカロリーですよね。

鹿肉は、高タンパクでありながらカロリーが非常に低いのも大きな魅力です。

表を見ると、鶏むね肉とほぼ同じ、非常に低い水準にあることがわかります。

お肉をしっかり食べたいけれど、カロリーは抑えたい…そんな時でも、鹿肉なら罪悪感なく食事を楽しむことができるでしょう。

美味しく満足感を得ながら、健康的な体型維持を目指せるなんて、最高じゃないですか?

貧血予防の味方!吸収率の高いヘム鉄が豊富

もう一つ注目してほしいのが「鉄分」の量です。

鹿肉は、牛肉を上回る豊富な鉄分を含んでいます。

特に重要なのが、この鉄分が体内への吸収率が高い「ヘム鉄」であること。

植物性の食品に含まれる「非ヘム鉄」に比べて、ヘム鉄は5~6倍も吸収されやすいとされています

そのため、貧血に悩む方や、持久力が必要なスポーツをする方にとっては、まさに救世主のような食材。

美しく健康的な毎日を送るための、心強い味方になってくれるはずです。

よしにくっく
よしにくっく

鹿肉って本当に優秀な食材です

体が変わる!鹿肉のタンパク質がもたらす嬉しい健康効果

鹿肉ロース

さて、鹿肉の素晴らしい栄養素について理解が深まってきたところで、次に気になるのは「それを食べると、私たちの体にどんな良いことがあるの?」という点ですよね。

鹿肉の良質なタンパク質や豊富な栄養素は、皆さんの様々な目的に合わせて、嬉しい変化をもたらしてくれる可能性を秘めています。

ここでは、具体的な3つのシーンに分けて、鹿肉がもたらす健康効果について解説していきましょう!

効率的な筋肉の成長と修復をサポート【筋トレ・ボディメイクに】

筋トレやボディメイクに励むあなたにとって、鹿肉はまさに理想的なパートナーです。

トレーニングで傷ついた筋繊維を修復し、より強く太い筋肉へと成長させるためには、質の高いタンパク質が不可欠。

アミノ酸スコア100を誇る鹿肉のタンパク質は、筋肉の材料となる必須アミノ酸を完璧なバランスで供給してくれます。

これにより、トレーニング後の筋肉の回復がスムーズに進み、効率的な筋肥大をサポートしてくれるのです。

「最近、トレーニングの成果が伸び悩んでいる…」と感じているなら、食事に鹿肉を取り入れてみるのは、非常に賢い選択かもしれませんよ。

美肌・美髪づくりと脂肪燃焼を促進【美容・ダイエットに】

美しさを内側から磨きたいと願う方にも、鹿肉は素晴らしい効果をもたらしてくれます。

私たちの肌や髪、爪の主成分はタンパク質(ケラチン)です。

良質なタンパク質をしっかり摂ることは、ハリのある肌やツヤのある髪を育むための基本中の基本。

さらに、鹿肉に豊富な鉄分は、肌の血色を良くし、健康的な輝きを与えてくれるでしょう。

また、タンパク質は食事誘発性熱産生(DIT)が高く、消化・吸収する過程で多くのエネルギーを消費するため、脂肪燃焼を促進する効果も期待できます。

低カロリーで罪悪感なく食べられて、キレイまでサポートしてくれるなんて、まさに一石二鳥ですよね!

生活習慣が気になる方へ!健康維持の強い味方【健康管理に】

健康診断の結果が気になり始めた方や、これからの健康を考えて食生活を見直したい方にとっても、鹿肉は非常に優れた選択肢となります。

最大のポイントは、やはりその「低脂質」という点

特に、動脈硬化などのリスクを高めるとされる飽和脂肪酸の含有量が、牛肉や豚肉に比べて格段に少ないのが特徴です。

肉料理の楽しみを諦めることなく、健康的な食生活を維持したい。

そんな切実な願いに、鹿肉はしっかりと応えてくれます。

豊富なタンパク質で筋肉量を維持しつつ、余分な脂質をカットできる鹿肉は、生涯にわたる健康づくりの強い味方となってくれるでしょう。

プロの技!鹿肉の旨味と栄養を活かす調理のコツと注意点

ここまで鹿肉の魅力を語ってきましたが、「でも、家で調理するのは難しそう…」という不安が、まだ少し残っているかもしれませんね。

大丈夫です!

ここからは、鹿肉のポテンシャルを120%引き出す、家庭でできる調理のコツと注意点を解説します。

ポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にお店の味を再現できますよ!

シンプルが一番!ステーキやローストでジビエの魅力を味わう

鹿肉の調理で最も大切なポイントは、「火を入れすぎない」ことです

脂肪が少ない赤身肉なので、加熱しすぎると硬くなり、パサついてしまう原因になります。

僕のおすすめは、鹿肉本来の旨味をダイレクトに味わえるステーキやロースト。

塩コショウでシンプルに下味をつけ、熱したフライパンで表面を香ばしく焼き付けたら、あとはアルミホイルに包んで余熱でじっくり火を通すだけ。

中心が美しいロゼ色に仕上がったミディアムレアが、最も柔らかくジューシーな状態です。

このひと手間で、家庭の味がレストラン級に変わるんですよ。

ぜひお試しあれ!

鹿肉は硬くて臭い?その誤解、解きます!

「鹿肉って、硬くて独特の臭みがあるイメージ…」

これは、僕が本当によく耳にする言葉です。

しかし、それは大きな誤解なんですよ!

実は、肉の臭みや硬さは、狩猟後の血抜きや処理の仕方で大きく変わります。

適切に処理された新鮮な鹿肉は、獣臭さがほとんどなく、むしろ牛肉よりもあっさりとしていて、赤身肉本来の凝縮された豊かな風味を持っています

硬さに関しても、先ほどお伝えしたように「火入れ」が全て。

適切な調理法を守れば、驚くほどしっとりと柔らかく仕上がります。

もし以前に食べた鹿肉が硬くて臭いと感じたなら、それはお肉のポテンシャルを引き出せていなかっただけかもしれません。

ぜひ、もう一度チャレンジしてみてほしい。

きっと、その美味しさに感動するはずですよ!

まとめ:鹿肉のタンパク質は量も質も最強!理想の身体へ導く最高の相棒

今回は、理想の身体づくりや健康的な食生活を目指す方に向けて、

  •  鹿肉のタンパク質が持つ圧倒的な量と質
  •  牛肉や鶏肉との栄養価の具体的な比較
  •  身体づくりから美容・健康まで網羅する効果
  •  旨味と栄養を最大限に活かす調理のコツ

上記について、お肉博士である僕の視点からお話してきました。

鹿肉は、ただ高タンパクなだけじゃないんです。

体内で作れない必須アミノ酸を完璧なバランスで含み、あなたの努力を無駄にしない、まさに究極のパートナーなのですよ!

その一口が、たくましい筋肉へ、ハリのある美しい肌へ、そして健やかな毎日へと繋がっていく。

そんな未来が、ぐっと身近に感じられるはずです。

さあ、今夜の食卓からこの素晴らしいお肉の扉を開いてみませんか?

あなたの食卓が、最高のレストランに変わることを保証します!

この記事を書いた人
よしにくっく

お肉への情熱が冷めない肉食男子(?)、よしにくっくです。
お肉博士1級と調理師免許を保持し、日々お肉と料理の世界を深く探求しています。

普段は食品会社の営業担当です。顧客にはミシュラン星付きレストランのシェフもいらっしゃるため、貴重なお話をうかがう機会も多いです。

このブログでは、そんな情報も交えながら、お肉のことや料理のことを発信していきます!

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